森羅万象と繋がる
五感を研ぎ澄ませる築基法
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感を隈なく運動させ器官としての働きを良くすると共に、敏感にしていきます
①目の運動:遠くを見る、瞬き、上、下、斜め、回すなどの運動を各49回する 目のマッサージをする
②耳の運動:遠くの音を拾う、音から想像を膨らませる、耳を縦、横に折り曲げたりして耳のマッサージをする
③鼻の運動:鼻だけで呼吸を意識する、片方の鼻を塞いで息を吐く49回運動するように、鼻のマッサージをする
④口の運動:歯をガチガチと合わせる49回その後口の中を舌で掃除するように唾をためてゴクッと飲み込む
⑤手、顔、足などのセルフマッサージ
⑥身体の筋(すじ)を鍛える体操
⑦肛門を締める体操50回
⑧丹田を出したり引っ込めたりする筋肉トレーニング
氣を集める 空・風・火・水・地
チャクラは7か所ありますが氣功では主に5か所のチャクラを使います
チャクラは氣の出入り口でもありツボに近いものがあります
またこの場所は本人にしかわかりませんので実際に触れてみて感覚を探してみます
氣功では下から地(会陰)・水(下丹田 氣海)・火(中丹田 壇中)・風(上丹田 印堂)空(百会)の順に開いていきます
①会陰を意識する 肛門を締める
②下丹田をさする、叩く
③中丹田を叩く、邪気を払う
④上丹田鼻筋から眉間をさする上丹田に意識を持っていく
⑤百会を意識するポンポンと叩くクルクルさする
氣を集める三丹田呼吸法
まずは下丹田(氣海)、中丹田(壇中)、上丹田(印堂)の三丹田を開花すると同時に氣を集めていきます
臍下丹田(せいかたんでん)といわれる臍下約3センチのあたりを意識して腹式呼吸をします
腹式呼吸:鼻から吸って下丹田を膨らませる次にお腹を絞って口からゆっくり吐く
ゆっくりとした呼吸で5分~10分行います
慣れてきたら4対6(吸う息対吐く息)または3対7ぐらいの割合で呼吸してみましょう俗にいうロングブレスができます コツはあまり多く吸わないことです
氣が溜まってきたらお腹、足が温まり全身が熱くなってきます
中丹田(壇中)の呼吸法
胸の中央の胸骨あたりを意識します 腹式呼吸ですが胸に残すような気持で呼吸します
胸の中の雑念が取れるまでゆっくりとやりましょう
嫌な思いやストレスが軽減されていくのがわかると思います
上丹田の呼吸法
この部位の呼吸法は意識を眉間(印堂)に置き鼻から吸った息をスーッと印堂まで吸い上げるような意識で行います
まず右の親指で右の鼻を塞ぎ人差し指と中指を眉間におきます 左の鼻から吸って薬指で吸った方の左の鼻を塞ぎ右の鼻から吐きます今度は反対に右の鼻から吸って親指で吸った方の右の鼻を塞ぎ左の鼻から吐きます
吸った息を眉間の上に持っていきツーンとした感覚になったら吐く…
鼻と指を交互に使う呼吸法です 気が脳に循環してくると頭がスッキリ爽快になります
森羅万象と繋がるためには氣が良く通るように、身体と心の準備をじっくりやっていきましょう