医療と距離を置く

安易に薬物に手を出さない

薬物!そんなものに手を出したことなどございません!という声が聞こえてきそうです。

あなたの想像している”薬物”なら私も同じく使用したことなどありません!

そうではなくて、風邪薬、痛み止め、病院で処方されるものからドラッグストアに置いてある医薬品すべての薬のことです。ほとんどの方が手を出しているのではないでしょうか?かくゆう私も若いころはよく痛み止めなどは飲んでいました。今は第三の医薬品がドラッグストアに普通に置いてあっていつでも薬を手に取って、自己判断で薬が買えるようになっています。薬を常備しておかないと落ち着かないというお守り的な存在にもなっているようです。それが何か?どこか悪いところありますか? 全然悪くないです大半の日本人がそのようにしています。ではここで質問します。あなたは体調不良の時病院に行く、薬を飲む以外に治す方法を考えたことがありますか?とりあえず病院へ行っておこう、薬を飲んでおこうと思っていませんか?

病院へ行こう

1990年に真田広之主演の映画「病院へ行こう」がありましたね~ あれは面白かった早速脱線しましたすみません。

さて、長年使ってきた体はいったいどのようにして壊れていくのでしょうね…この答をお医者様は持っているのです。膨大な医療の歴史、現在の科学をもってしてわからないことの方が少ないのです。なので専門家の知識に素人はかなわないのです。お医者様になるために何年も医学を学び人のために尽くしている方たちに私はいつも敬意を表します。そう私はアンチ病院主義ではありません。現在の病院の在り方は日本人を世界一の長寿国にしたのです。こんな国に住んでいて安く医療を受けられることのありがたさをみんなで共有したいものです。そうなんです素晴らしい医療が私たちのバックにはあるのです。何も病気を恐れることなどないのです。これは”ヤバいぞ、ただ事ではないぞ”と思ったときには最寄りの病院へ駈け込めばいいのです。

病院へ行く前に確認しておくこと

ちょっと待ってください!そうなんですみなさん病院へ行くのが早すぎるのです。コンビニ感覚ですよ。あまり急いで行くことないですよ。大丈夫素晴らしい医療は逃げません。病院へ行く前にやらねばならぬことがあります。あなたはこの時点で考えなくてはならない作業があるのです。

まず第一に考えていただきたいことがあります。それは今の痛みやかゆみといった身体的な不調からいったん離れることです。そしてあなたの心に目を向けてみます。心とは感情や感覚と思ってください。

1,感情に目を向ける 不安、焦り、怒り、寂しさ、悲しさ、憂鬱さ、イライラしている、どきどきしている、ふわふわしている、ハラハラしているなどを感じてみます

2、不快や違和感 いやだなと思っていること、説明しにくい感覚がある

3,探索する なぜイライラしているのか、なぜ不安があるのかを探ります

4,原因を明確にする 職場や家族の人間関係、経済問題、長年の慢性病など

ほとんどの症状はこの時点で緩和されていくはずです。病院へ行った途端に治ってしまった事があると思います。これは多くの人が経験されたことがあると思いますが医者の顔を見て安心してしまったので治ったのです。しかし根本原因はまだまだ追及の余地ありです。

次に精神に目を向けます。精神とは意思や意識と思ってみてください。

1,やる気がない

2,やる気がありすぎる

3,過去を思い出し落ち込む

4,将来を考えたら不安になる

次に症状に目を向けてみましょう

1,いつからこの症状が起こったのか

2,以前にも経験したことのある症状か

3,痛みやかゆみ違和感の経緯を観察してみる

次に生活環境に目を向けてみましょう

1,最近何か日常で変化はなったか

2,食べ過ぎ飲み過ぎてはいないか

3,睡眠不足ではないか

4,運動不足ではないか

5,スマホを見過ぎてはいないか

6,立ちっぱなしではないか

7,座りっぱなしではないか

このようにCTやMRIのようにあなた自身で縦割り横割りにして自分自身を内観してみましょう。必ず気づきがあるはずです。

この気づきでさらに症状は緩和されていきます。もうお分かりですね、”病は気から”ということなんです。

早期発見早期治療

早期発見

実は症状が出てから病院へ行っていたのでは遅いのです。ならば早く行きなさいと言っているのではありません。日ごろからちょっとした感情の乱れや感覚といった毎日起こる自分自身の変化に目を向ける必要があります。今日の私を観察しましょう

朝の顔色、肌の艶、おなかの調子、排便、食欲、食べたいもの、やりたい事、やりたくない事等々瞬時にわかるはずです。

その感覚がとても大事なのです。

早期治療

早期発見したといっても早期治療にかかれるわけではありません。不調を感じたときここで薬物に手を出しますか?サプリメントに頼りますか?それは少しお待ちください。

そんな時にあなたの中には手段はありますか。その手段となるものが応急処置です。応急処置はいわゆる手当の段階です

応急手当(自分でやる)

1、温める 冷えている部分を温める 手や足の末端を温める

2、冷やす 幹部、熱感のある部位を冷やす

3,セルフマッサージする 摩る、揉む、叩く

4,寝る とにかく寝て治す

民間療法(人にやってもらう)のススメ

整体、マッサージ、温浴、薬草茶、気功療法など日本には世界各地の民間療法が多彩にあり受けることができます。

あなたに合った身近な施術を体験してみるのもいいです。

その見極めは…体が喜び”快”を感じる療法を受けるということです。民間療法はやってみないと自分に合っているかわからないのですが山ほどある民間療法のなかで縁があるものしかあなたに”快”は与えられません。あなたの五感でかぎ分けましょう。

煽るメディア

医療に距離を置くという事は医療を身近なものとして捉え、体や心の管理を専門家にやってもらうという考えが前提にある場合大変難しい事となっています。

しかし現在日本中の医療機関はますます活気を帯び立派な病院が次々と建設されています。それは病人が増え続けている証拠ではないでしょうか。薬漬けになり完治していないのです。私たちは自分の体や心にもう少し自身をもつべきです。

メディアは毎日のように二人に一人のガン、四人に一人の糖尿病等々数字や専門用語を使い早期発見早期治療を呼びかけ、それにビジネスが煽りをかけます

病気の芽をなるべく早めに摘み成長させないという考えのもとに基本健診を始め体中津々浦々見逃すまいとする犯人探しにも似た行為は人の心に病気になったらどうしよう、重篤な病菌が潜んでいるのではないかという病気への恐怖心を煽られているのです。

もっと楽に自由に健康を考える

健康になるのに専門家の考えはいりません。もっと自分らしく自由に健康管理を考えていきましょう。病院ばかり行っていては健康を実感することができません。薬ばかり飲んでいては治ったかどうかわかりません。自分の健康は自分で守ると宣言しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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