今年こそ有言実行の人になる
突然ですが
皆さんはもう一年の計画は立てられましたか?
一年の初めに目標を達成するために幾度となく計画をし、三日坊主となりまた今年こそはと意気込んではみるも又三日坊主に、そうしているうちに月日がたち元旦に奮い立ったあの気持ちはどこへやら…そうこうしている間に年月が経ち計画なんぞ若い頃の話という方も少なくないのではないでしょうか?
しかしせっかくの人生ですからご自分の成長に期待してみてはどうでしょうか。成長は人と比べるものではないし、何かを始めるのに年齢は関係ありません。あなたの人生の中にグルグルと回る運命の環があります。その一連の環は森羅万象の動きなのです。そしてそれは常に動きを止めません。森羅万象をよーくみてみるとあなたの人生の青写真が見えてきます。ご自分の成長に目を見張ってみてみましょう。
今年こそ目標設定して挑戦し有言実行の一年にしてみませんか。
まずは古の人生の教師達に教えを乞うてみましょう。
第11回氣功座学
1月のテーマ
一年の計は元旦にあり ~今年こそ有言実行の人になる~
1月11日10時~11時30分
1月20日19時~20時30分
LINによるリモート授業を行います 参加希望者はご連絡ください
成功に導く継続のための先人の知恵
時を待つ東洋の哲学…
「時を待つ」とは、一つの知恵である。世の中が急激に変わる今日こそ、そういう「待つ」事の意味をじっくり考え直してみる必要があるのではないか。
中国の伝統的な哲学においては、時間は進歩を目指してひたばしる直線的な動きではなく、進歩がやがて退歩にかわり、退歩がまた進歩にかわる循環的な流れとして捉えられていた。
時間は円滑的な流れであるから人間の歴史もまた一進一退し、無限に続く直線的な進歩も無ければ、無限に続く直線的な退歩もあり得ない。ないしは無限に続く平和の時代もあり得ず、無限に続く戦乱の世もあり得ない。治まること極まれば必ず乱れはじめ、乱れること極まれば必ず収まり始めるというのが中国人の歴史哲学である。
竹林の七賢阮籍曰く
世の中の盛衰変化は定めなく無常である。されば閉塞の時代にめぐり合わせた者は、利器をわが身にしまい込んで、重心を低く下に落とし、時節の到来を待って行動すべきである。
時節は入れ代わり立ち代わり変化し、はじめに儲けたものは後で損をし、はじめに窮地に追い込まれたものも、あとでは安全な場所に身をおく。人間の順境と逆境とには、個人の知恵才覚を超えた大きな時世の流れというものがあるのである。人間を含む大自然の理法の世界は刻々に流動変化し、そこで沈んだものもまた浮かび上がり、浮かび上がったものもまた沈んでいく。― 一切が流動変化するという存在の無常性こそ、窮地に立たされた人間にとってのこの上ない救いと慰めなのだ。
福永光司著 中国の哲学・宗教・芸術より