呼吸法をマスターする
呼吸とは
呼吸は生まれて来の方休んだことが無いので知らない人はいないが、呼吸を改めて見直したことがある人は少ないのではないだろうか。
息はその時その時の体の状態や心の状態によって変化している。それも自然に変わっている。
驚いたときは一瞬止まってしまう、緊張している時は短く吸ったり吐いたりしている、山の頂上で深呼吸したくなる時は自然と大きな深い呼吸になっている。眠たくなったら腹式呼吸をし、お腹まで深い呼吸になっている。重たい荷物を持ち上げたりスポーツをしている時などは自然と逆腹式呼吸になっている。ため息をつく時は大きく吸って一気にふーっと吐いている。瞑想が深まってトランス状態になった時は呼吸はほとんどしていなく胎息といって至極小さな息になっている究極のリラックス状態だ。
このように体と心の変化を呼吸で見て取れる。
呼吸と体、心
自分の精神状態を知りたかったらまず呼吸を見ればよい。
人前でスピーチしなくてはならない時、大きな病院で検査を受けなければならない時、だれかに大きな告白をする時、嘘を行いている時、心臓がドキドキして心拍数は早くなり呼吸も早い。緊張しているのだ。締め切りに間に合わない時、ラッシュで約束の時間に間に合わない時、心は焦りがありイライラしている、そんな時呼吸は乱れて早い。明日から三連休だと思った時、週末は温泉でまったりする予定だと考えている時、呼吸は緩やかになる。すでにリラックスしているのだ。
呼吸は体の動きや姿勢、言葉遣い、表情などの変化を伴う。それは何故か…呼吸の変化は感情の変化といえる。
感情と呼吸
感情には怒り・喜び・思い・憂い・悲しみ・恐さ・驚きの7情がある。
この感情に外的要因(天の気、人の気、情報)や内的要因(精神的肉体的疾患、過去の思い出、トラウマ)が付着して体や心は天気のように晴れたり曇ったり嵐に見舞われたりしている、それに伴って呼吸は早くなったり乱れたりとゆったりと落ち着く暇もない。
コントロールできない外的要因
人の言葉、態度、情報などは他人が操作できるものは何一つない。そこをしっかり抑えておきたい。
外的要因に抗い戦うと体のどこかが歪み始める。邪気が節々に溜まり病気になってしまう。
邪気の侵入は気血水の滞り
邪気が体内に侵入すると病邪となる。気血の流れを滞らせ水をよどませる。健康な体は気と血液がくっついて気血となって全身を滞りなく隅々まで循環している。それに伴い体液も流れている。気血に滞りができ、体液がよどむと、痛み、むくみ、かゆみ、だるさなど様々な病状がでる。
呼吸のコントロールは内気のコントロール
内気とは心の状態の事
何を考え何を思っているか内観してみる。その時呼吸はどのような状態だろうか。呼吸を整えることができたら物事はスムーズに運ばれるだろう。逆に感情の赴くままに放置したとしたら事態は良い変化にはならない。呼吸…ほんの小さな行為に意識を向けるだけで物事のGOALは微妙に違ってくる。
心が中庸である時
心がゆったりと凪いだ状態の時パフォーマンスの質は向上する。Highの状態ではない。Lowでもない。東洋思想では中庸という。
ちょうどよい状態この位置に自分を置く。その時の心の状態を覚えておくことだ。
呼吸で心と体を中庸に置く
呼吸法をマスターし自分の心と体の一番心地よい場所を探すべきである。その位置を保つべく訓練が必要になる。

